若林皮ふ科

若林皮ふ科|白井市富士、鎌ヶ谷の皮膚科

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受診におけるミスリード(間違った誘導)

こんにちは。
最近若林皮ふ科を受診した患者から言われることです。
他院受診時に「湿疹の原因は分からないから、完治しない」
「水虫は治らないから、抗真菌薬を使い続けなさい、治ったらノーベル賞ものだ」と。

これは、果たして日本全国の皮膚科医の共通の認識なのでしょうか?
決してそんなことはありません。

私にこのことを教えてくれた弘前大学の先輩医師は湿疹は総称で、何の原因での湿疹かが大切だと常々言っており、決して諦めずに原因検索しています。
また水虫はしっかり外用して改善した後3か月外用出来れば完治します。
若林皮ふ科では、水虫で1年以上も通院する患者はいません。

各疾患における治療のゴール又は目標を設定することは大切です。
受診時には必ずそのことを説明して、ここまでを目指しましょうと説明します。
もし、それ以上が現在の医学で不可能であるなら、それを医師であるなら知っているはずなので無理に通院させる意味は無いからです。

私が開業する時に、その先輩医師に言われました。
とても良い心がけだけど、儲からないよ、大丈夫?と。
でも医師人生の中で一度は、患者が治って行くだけの医療を実施してみたかったので、収入は現在も厳しいのですが、実践して満足出来ています。

またクリニックが作成、監修の化粧品類、保湿剤を見かけますが、これが良かったとしても日本全国で享受出来ません。
医療の理想は北は稚内、根室から沖縄の離島まで同じレベルで受けられることであり、この地区だけで飛びぬけた医療が受けられるとしても、あまり褒められることでは無いのです。
全国の医師が理解できる内容の方が大切です。
そして市販されている中のどの化粧品が良いかを見つけて教えられることが最も素晴らしいと思っています。
またいかなる化粧品類も保湿剤も接触皮膚炎を起こすリスクはあるわけで、その点からも、そのように自院作成監修のものを販売するクリニックはお勧め出来ません。

いかがでしょうか?
もしご自身の今の状況が当てはまるようなら、そしてこれを読んでご賛同頂けるようなら、是非お悩みのことを若林皮ふ科にご相談下さい。
私も完全な医師ではありませんが、精一杯ゴール、目標を定めてお手伝いさせていただきます。

 

2022-05-01 00:00:00

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皮ふ科に対する印象

皆さん皮膚科と言うとどんなイメージをお持ちでしょうか。
原因が分からないと言われる、結局しばらく治らない(自然軽快を待つ)、しかし具合が悪くなったり死ぬことは無い、といったところでしょうか。

これでは確かに皮膚科にかかっても仕方がないと諦める気持ちも分かります。
更に最近では自費で高価な美容のみ勧めてくる所も多くなってきています。

確かに検査データーで診断できず難しい科なのかもしれません。
とことんやれば難しいけれど、適当にやっても何とかなってしまうところもあるというのが事実です。

若林皮ふ科では可能な限り原因を追究し、様々な治療方法を取り入れて何とか治せる疾患を増やす努力をしています。

例えば子供の疾患ではアトピー性皮膚炎の診断も実は曖昧になってますから、しっかりガイドラインから説明しています。
とびひも1か月治癒までかかるクリニックもあるなかで1週間での治癒を心がけています。
手や足のいぼも液体窒素を使わずにケミカルピーリングを行っています。
水イボは摘み取るのではなく、内服薬での除去を行っています。
また将来的に化粧品かぶれを引き起こす無駄な連日の保湿剤使用は止めるように指導しています。

またうおのめ、タコは皮膚科ではどうにもならないでフットケア科を、帯状疱疹後神経痛はペインクリニックを紹介しています。

この辺りの治療、指導は他のクリニックとは全く異なっており受け入れられるかどうかは患者次第となるかと思われます。

従って受診される前にホームページで確認されるようにお勧めします。

もしご自身の探している皮膚科かもしれないと思われましたら是非皮膚科に対するイメージを一新するためにも受診してみてください。

2022-01-01 00:00:00

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アレルギーとは

皆さんはアレルギーという言葉をよく使われると思いますが、アレルギーについて正しく理解していますか?
アレルギーという言葉は1906年に初めて登場し、これはギリシャ語のallos(変じた)とergo(作用)とに由来します。

アレルギーは大きく分けて即時型と遅延型があります。
即時型の代表的なものがアナフィラキシーショックです。
蜂に刺されたり、食物アレルギーで起こります。
遅延型の代表的なものが接触皮膚炎、いわゆるカブレです。
漆、化粧品、金属など原因は様々です。
意外なところでは結核がこれに該当します。

アレルギーが発現する機序としては、抗原(アレルゲン)が免疫担当細胞と反応することから始まります。
これは一対一反応で起こります。

皆さんがよく使うアレルギー体質という言葉はありません。
ある一つの抗原に対するアレルギー反応を起こしたのち、その抗原に近い構造を持つものに更に反応してマルチプルに起こすことはあります。
例えば薬疹では時々見られます。
またアレルギーマーチと呼ばれるように気管支喘息→アレルギー性鼻炎→アトピー性皮膚炎と年齢と共に次々と発症するケースはありますが、別々の合併しやすい疾患を発症しただけであり、言葉としてのアレルギー体質は無いのです。

アレルギーは発症すると獲得してしまうものであり、患者さんが考える通院が不要になる完治はありません。
上手く付き合ってコントロールすることになります。

従って原因検索が一番大切なことになります。
一般的に行われているまとめての採血は全く意味がありません。
問診から的を絞っての採血、またはパッチテストやプリックテストを行うことが重要になります。

一口にアレルギーと言っても、とても複雑で難解です。
一緒に原因を探ってみてはいかがでしょうか?
思いがけない原因が見つかることがあるかもしれませんよ。

 

2021-10-01 00:00:00

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Withコロナウイルスの時代

こんにちは。昨年末に中国の武漢で報告されてから、あっという間に全世界に拡大し、現在の日本でも毎日全国では感染者の報告があり、まだ終息しておりません。
医師から見て考えても、完全に終息して消えるということはあり得ないと思います。
ワクチン開発、特効薬が開発されて、ようやくインフルエンザと同じような扱いになるのみです。それまでまだ2年はかかると思います。
このような時代、生活になってクリニック、病院の受診はどうしたら良いのでしょうか?
色々な忖度せずに書いてみようと思います。
正直一番大切なことは予防です。
病気にならないように生活することが一番大切です。
病院への受診が減って、悪化して受診する人が多くなるから、受診を控えないようにと言われていますが、それは全くもって今ある医院、病院の収入が減ったから言っているだけなのです。
元々病院は様子を見ていたけど悪くなって、自然に治らなかったから行くところなのです。
例えばしっかり栄養管理をして血糖、血圧、中性脂肪が管理できれば最高ですし、しっかり手洗いうがいを行って感染症にならなければ最高なのです。
それによって病院がどうなったということは、その後行政と話すことです。
さて、現在通院中の人はこれからどう考えたら良いでしょうか?

先ごろ日本病院会会長からも「以前は時間に追われ、医師も患者も合格点ギリギリくらいの満足度で終わっていた診療が、互いに100%満足できるくらいの診療へ。患者が受診に慎重になる前提で、じっくり向き合う診療へ。そうした新たな医療が始まったように思います」とコメントが発表されました。

当クリニックでは開院当初から、どの時代にでも対応できるように、最低限必要な回数しか受診を促しておりません。
必要な期間の内服薬、必要な量の外用薬を処方しております。
元々1週間や2週間分しか処方出来ないことは無いのです。
勿論少ない受診回数で済むように、可能な限り受診した時に原因を伝えられるように心がけています。
必要があるのに全く受診しなくなると元々の疾患が悪化する可能性が高くなりますが、必要以上に受診させられていると思ったら、一か月分、二か月分での管理をお願いするべきです。
また、改善する可能性のある原因を聞くべきです。
必要な時に必要な人がじっくり受診して相談できる、限りある資源である医療を疲弊しないように使い、維持するということが必要です。

今までは不要不急の受診は確かに多かったと思います。
それは医院、病院側の必要以上の受診の促しということもあったと思います。
これからは、良く話を聞いてくれる医院を選び、話を聞かないところでは通院を続けないといった選択も含めて、少ない回数で改善、維持をしてくれるところを探すといった変化をすることも必要になると思います。
ただただ今までのように言いなりで受診ではなく、今回の騒ぎをきっかけに今までを見直して、これからを考えてみるべき時が来たと思います。

2020-07-01 00:00:00

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