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化粧品、毛染め液や日焼け止めクリームにかぶれることはあるのか?

化粧品、毛染め液や日焼け止めクリームにかぶれることはあるのか?

日光の強い季節になってきました。
ここでは顔の赤みとかゆみについて書きたいと思います。
この症状で受診する人は9割方女性です。

一つ目の理由が化粧品かぶれで見られる症状です。
まず対応としては、使用している化粧品類は化粧水から下地に至るまで全て中止です。
クリニック受診されても、そう説明します。
化粧品で長く使用していて絶対安全なものというのはありません。
長く使用すると感作され、やがてかぶれます。


アレルギーには実は感作と言う時期があって、この期間は発症せず、ずっと使用しながら反応が成立しているだけです。
いざ発症すると、いわゆるかぶれた状態ですが、二度と使えません。
もし、長く同じものを使用したらかぶれますと説明受けたら皆さん商品購入しますか?
でも、そのことを知らずに購入するのは非常に危険なことなんです。

つまり化粧品は絶対いつか、かぶれるかもしれないと思いながら使わないといけないんです。
そしてもし、皮膚科受診して、薬使いながら化粧できると言われたら、残念ながら間違いです。

もし皆さんが、漆にかぶれたら、また漆に触りますか?触らないでしょう。
では何故化粧品にかぶれたと言われてまた化粧品を使おうとするのですか?
間違っていると分かりますよね。
また、ステロイドを顔に外用続けたら、酒さ様皮膚炎というステロイドによる副作用が必ず出現します。
ですから、ステロイド外用剤を使いながら化粧を続けるという指示は完全に間違いです。

化粧品というのは複雑で、腕や背中でパッチテストを行っても反応が出ないのに顔に使用すると反応が出るということもあります。
また疑われる化粧品の成分でパッチテストを行っても反応が出ないのに、そのものを顔に使用するとやはり赤くなることもあります。
結論は過度な化粧は避け、いつかかぶれる可能性があるということを理解しつつ、ヒリヒリなど違和感、刺激感が出現したら中止するという勇気を持つことです。

あくまで、化粧はわずかの期間でも止められないと言い張るようであれば受診しても全く意味がありません。こちらの説明を素直に聞けることが治療が上手くいくために必要です。
この点は予めご承知おきください。

因みに今まで使用の化粧品でかぶれている場合、変更するとよい、かぶれにくい会社の製品もいくつかありますので、使用中の物の会社を教えてくれればアドバイスいたします。

また毛染め液も同様にかぶれます。
カラーリング剤は変わりがありませんが、白髪染めならば、相談してくだされば、かぶれにくい毛染め液をご紹介いたします。

特殊なケースとしては、シャンプー、リンスによるかぶれがあります。
ちょうど成分が残る部位に皮疹が見られるようになります。
具体的な商品名はここでは書けませんが、この場合も有効な手順があります。

最後にこれからの季節に使う日焼け止めクリームですが、安かろう悪かろう早かろうではないのですが、最近SPF50、PA+++というのが多いですね。
これはハワイやヨーロッパに行くときは必要ですが、日本ではSPF30、PA++もあれば充分です。
数値は上がれば上がるほど成分の安定化のためにいろいろ混ぜることになり、その分かぶれやすくなります。
数値の低いもので十分ですので、気を付けて選んで使用してください。

また最近は紫外線がとても悪者にされていますが、当たらなさ過ぎて、却って昔のような、くる病のようなVitD欠乏にまでなる人がいるそうです。
あまり避けすぎることなく適度に外で紫外線を浴びることも必要です。




 

2019-05-01 00:00:00