ここでは、病的な脱毛についてお話します。
人間他人に会うと、パッと見るのが顔、頭になるかと思います。 髪の毛が抜けるというのは凄くストレスフルな話かと思います。 では髪の毛はどうして抜けるのでしょうか? 時々ストレスで片付けられていることもありますが、それは何も異常が無かった、最後に辿り着くところです。 脱毛を来す原因としては、薬剤、何かの中毒、全身性の炎症、金属アレルギー、膠原病、甲状腺機能異常、鉄欠乏性貧血といったところです。 pull testと呼ばれる髪の毛を引っ張る検査を行い、抜ける本数が多ければ上記疾患の有無を確認するため採血を行います。 上記に書いたような疾患の採血を全て行いますから、クリニックでは行えません。 そして異常が見つかれば、担当の内科に引き渡します。 以上のお話はクリニックでは行えませんので、是非火曜日に北総白井病院におかかり下さい。 ただ例えばアトピー性皮膚炎の随伴症状として、金属アレルギーの一症状としての脱毛が疑われれば、皮膚科で治療ということになります。 また、特に上記検査を行っても異常が無い場合も、全頭脱毛症は発症することがあります。 その場合当クリニックでステロイドの筋注と補助治療を行っています。 尚、当院では男性型脱毛症については扱っておりません。 プロペシア、ザガーロは扱っておりませんのでご了承下さい。 |
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