皆さん、皮膚癌と聞いたら勿論怖いイメージですよね?死も意識しますか?
ただ、皮膚癌の場合直ぐに目で見えるという点が内臓と違っています。 ですから、早期発見が可能ということです。 例えば、悪性黒色腫、有棘細胞癌、基底細胞癌、悪性リンパ腫、パジェット癌といったところが主だったところです。 悪性黒色腫、基底細胞癌では色が黒いという特徴があります。 悪性黒色腫ではさらに、境界不明瞭、いびつ、色の濃淡がある、直径が7㎜を超えているといった特徴もあります。 有棘細胞癌では表面がブロッコリーやカリフラワーの様な状態で、表面からの出血が止まらないなど。 悪性リンパ腫では淡い紅斑なのに全身にあって、とにかくかゆくて、皮膚科で貰ったかゆみ止めが効かないなど。 パジェット癌では鼠径部、陰部の真菌(カビ)と言われていたが、一向に治らず、赤いところと白いところが混ざっているなど。 このような変化があれば相談してください。 疾患別に私が勤務する北総白井病院で皮膚生検出来るものと、直接大学病院に行く必要があるものに分かれます。 早期発見すれば恐れることはありません。 気になる点があれば受診してください。 |
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