若林皮ふ科

若林皮ふ科|白井市富士、鎌ヶ谷の皮膚科

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漢方薬治療について

漢方薬による治療で一番効果があるのは、ハッキリとした異常が検査でも見つからないのに、症状だけある場合です。

先ずは生理痛、偏頭痛ですが、こちらは所謂イブ、バファリン、ロキソニン等を長期間連用していると慢性蕁麻疹になりますので、是非漢方薬治療をお勧めします。

更年期症状ですが、こちらをピルの長期間連用で対応していると血栓が出来やすくなりますので、漢方薬治療をお勧めします。

不眠症ですが、こちらは睡眠薬は気絶しているのと同じ状態で脳は休んでいません。やはり長期的には漢方薬治療をお勧めします。

便秘ですが、こちらは長期間連用すると薬疹の起こる確率は高く、漢方薬治療をお勧めします。

反復する膀胱炎ですが、抗生物質を長期間連用すると耐性菌化して効果が出にくくなります。抗生物質の使用量、使用期間を減らすためにもやはり漢方薬治療をお勧めします。


そして、尋常性ざ瘡(ニキビ)治療においても併用するとニキビ痕が残りにくい種類もあり、また毛包炎(毛穴の炎症)においても抗生物質の使用を減らせるといったメリットがあります。

また、子供では家族が見て例えば就寝前や、ふとしたきっかけで痒がっていたり、引っ掻く動作をしているけれども皮疹が見られない場合なども漢方薬を処方し改善が認められています。

最近では新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)で苦しむ方も多く見受けられます。
個人差が激しく確実に治せる自信はありませんが、精一杯治療していますので、他に頼る術も無い状況でしたら是非一度相談してみて下さい。



どのような場合でも治せるとは言えませんが、一般的な西洋薬での治療が上手く行かない場合、処方された漢方薬が効かない場合、主訴はあるのにどこにも異常は見当たらないと言われたような場合では、特に漢方薬治療が効くという事もありますので是非ご相談下さい。