喘息と言っても皮膚科で喘息の治療をしているわけではありません。
これはアレルギーに関わっています。 アスピリン喘息とは小児喘息と違い、後天性にハッキリとした原因があって喘息様の症状が出ることを言います。 その原因とはNSAIDS、即ち解熱鎮痛剤です。 この上の項目で説明した、慢性蕁麻疹と同じ原因です。 蕁麻疹が出る場合と喘息が出る場合があります。 おおもとの原因は、生理痛や偏頭痛で、解熱鎮痛剤を服用し続けていることです。 喘息ではありませんので、あくまでも、の様な症状です。 しかし、症状は激しく、発作で夜も眠れないといった訴えになります。 小児喘息は現在はアトピー性皮膚炎と同じ部位の遺伝子変異があるとも言われ、成人してから突然起こるとは考えにくいのです。 ですから、成人してから急に喘息と言われたら、普段解熱鎮痛剤を服用していないか考え直してみる必要があります。 勿論、繰り返しになりますが、当クリニックでは喘息を治療しているわけではありませんが、生理痛、偏頭痛を漢方薬で治療し、解熱鎮痛剤を中止して、各種生活上の注意点を指示し、しばらく抗アレルギー剤を服用してもらいます。 これによって治癒していく方を何例も経験しました。 他に念のため喘息としての管理をしてもらいつつ、当クリニックで上記のような治療を行い、全体として薬を減らして症状を消失させる。 確実ではありませんが試してみる価値はあると思います。 成人してから喘息と言われているのなら、是非一度ご相談ください。 |
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