若林皮ふ科

若林皮ふ科|白井市富士、鎌ヶ谷の皮膚科

〒270-1432
千葉県白井市富士136-53
TEL:047-441-4112
トップページ»  とびひと水いぼ

とびひと水いぼ

暖かい日が増えてきました。と同時に、とびひと水いぼも増えてくる季節です。この二つの関係について書いてみます。

どちらも、皮膚が乾燥してバリア機能が不十分な時に発症します。ウイルスがつくと水いぼに、細菌感染すると、とびひになります。

まず水いぼですが、以前はプールで染る、と言われてきましたが、最近学会の公式見解が変わりまして、染らないとなりました。
ただし接触感染の可能性は残ります。
保湿剤を1日1回白く残るくらい外用すれば数か月の内に取れます。

ですから、当院では水いぼの摘除は行っておりません。ペンレステープというものはあるものの、痛みと怖さは変わらないからです。



逆にとびひはプールに入れなくなりました。感染すると分かったからです。
とびひに関しては、しっかりした量の抗生物質を内服してもらうことにより、1週間で治し切っています。
やや重症例の場合、少し入浴時にひと手間かければ上手く治りますし、また最も重症の場合、菌が血液に入って高熱を出し、全身火傷の様にただれるケースもあり、その場合大学病院の小児科に入院目的で紹介することになります。

以下に学会の発表の抜粋を掲載します。
>日本臨床皮膚科医会は、日本小児皮膚科学会と合同で「皮膚の学校感染症とプールに関する統一見解」を発表した。
保護者や教師らに向け、皮膚疾患のある小児がプールに入って良いかどうか判断する際の目安を示している。
学校保健安全法で第三種(その他の感染症)に指定されている4疾患について取り上げた。
伝染性膿痂疹(とびひ)は、治るまでプールは禁止。
水を介して感染することはないが、小児同士の接触で症状の悪化や感染の恐れがあるため。
伝染性軟属腫(水いぼ)は、プールに入ってもよい。