若林皮ふ科

若林皮ふ科|白井市富士、鎌ヶ谷の皮膚科

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いぼとうおの目とタコ

いぼとうおの目とタコ、この三つの違いがはっきり分かりますか?結構難しいと思います。
子供の頃はうおの目とタコにはなりません。長く歩いて、足を使ってから出来るからです。
では、今度は長く歩いていれば必ず魚の目とタコになるのでしょうか?そんなことはありません。
実は正しくない下肢の使い方をした結果、出来るものなのです。

まずいぼについてです。これは正式には尋常性疣贅と呼ばれ、ウイルスによって起こります。
このウイルスを殺す薬がないため、今の医学では教科書的には液体窒素で低温火傷を作り、機械的に剥がす方法しか推奨されておりません。
しかし、足の裏に、手の指に主に出来るため、しっかり効果の出るくらい行うと痛くて、手は使えず、運動も出来なくなります。
火傷が治るまで次の液体窒素は行えません。
当院では私の10年来の勤務先の火曜日に勤務している北総白井病院で院内製剤による軟膏治療を行っています。
これは徐々に溶かして剥がす方法で痛みも少なく約2か月で取れます。
多発している場合は難しいですが。
そしてこの軟膏は調剤薬局では作れないので病院にお願いしています。
元々難治なのですが、子供の頃にいぼが多発していたからと言って、成長してもいぼだらけという人はほとんどいません。
それは体の免疫反応で自然に排除されていくからです。
昔巣鴨にはいぼ地蔵というのがありました。
勿論これに触っていぼが取れるなんて非科学的で、信じる人はいないでしょうが、でも実際に触って取れた人がいる。
それはつまり、自然に体の免疫反応で取れたということなのです。
あまり深刻にならずに、子供の耐えられる範囲で治療法を選び、時には何もしないという選択肢もありだと思います。
勿論単発のうちに治療を希望すれば北総白井病院で院内製剤による軟膏を渡し、その後の治療は当院でも経過観察出来ますので安心して受診してください。

次にうおの目とタコです。
これ治ると思って治療している皮膚科医、正直言って殆どいないと思います。
何しろ研修時代にスピール膏貼って削れって教わるんですから、患者さんが自宅で行っている方法と何ら変わりません。
私も正直何も出来ませんが、一度一緒に仕事した先生が行っていたのは、膝の負担が足に出て、うおの目とタコは出来る、腰の負担が膝に出る、というものでした。
その先生はフットケア科という科で仕事をされ、腰も膝も診る先生でした。
画期的な科だと思いましたし、紹介した患者はことごとくうおの目とタコから解放されていきました。
靴屋さんも併設で日常の歩行から改善していきました。
今は専門性が細分化されてしまっており、残念ながらうおの目とタコもフットケア科という科がある状態ですので、是非受診をお勧めします。
希望の方はご紹介いたします。